1万の価値

今まで色んな意味でデカいと思ってたものが

案外そうでも無かったと感じることが

歳を重ねるに連れ増えていくように思う。

 

 

 

どういうことかと言うと

 

例えば

自分が小1の時に見た小6のにーにーは大きくて賢くて大人だった

 

けど

自分が小6になったら思ってたより全然大きくないし、馬鹿ばっかやってるし、あの時からなんも変わってねーなって思った

 

小6の時見た中学生、中学生の時見た高校生、高校生の時に見た大学生はそれぞれ皆大人に見えた

けど自分が中学生、高校生、大学生になってみると

全然大きくなった、成長した気なんかしなくて体は大人になるけど中身はなんもかわってなかった

 

これはいくつになっても同じなんだろう

 

 

もう1つ、

 

1万円の大きさがかなり変わった。

 

高校生まで、1万円あれば何でも買えるのにな!って思ってた

 

高校卒業してアルバイトをした。フリーターとして働いて月数十万稼いだ事もあった。

 

すると稼いだ分財布の紐が緩んできて

1万円なんて1週間、酷い時は1日で使い切ること出来る額なんだってわかった。

 

ユニクロジーパン、パンツ、Tシャツ、上着買ったらきっと使い切るし、

靴や財布、電化製品なんかは1個買うだけで1万円なんかすぐになくなる

 

 

小6のにーにー足も速くて頭も良くて礼儀正しくて本当カッコイイんだぜーーっ!

1万円あったら欲しいもの全部揃うぜー!

って思ってた時はすーんごい目キラキラさせて憧れてたのに

自分が歳を重ねるとそんな凄いもんでもないやって思うようになる

これ程残念な事はないよね

 

大人になりたくないなーって思う要因